MPLABX IDEでconfig設定を行う技を習得した [MPLABXとXC8]
(2012.12.27)
MPLABX IDEの導入から三日経って、新しいウィンドウにも少しずつ慣れてきました。開発をサポートする様々な改善・工夫が盛り込まれているので、最初のハードル(開発環境の変化)さえ飛び越えてしまえば、そのあとは”へー”とか”ふ~ん”とか感心しながら先に進めます。
以前”お試し”で触ったときは、何をどうしたらMPLAB IDE(V8)と同じことが出来るのか判らず、メニューを探し回るのにうんざりして、投げ出してしまいました。そのときと何が変わったのか判りませんが、”違いを受け入れられれば難しくは無い”のだと思います。
親族SNS管理人がMPLABX IDE(とXC8)を導入したのは、PIC18F45K50の試作環境を整備するためでした。サンプル・プロジェクトを立ち上げ、最初にXC8のconfig設定情報を探しました。
しかし、Help==>Help Content==>XC8 Toolchainと辿って、丹念に探しましたが見つかりません!
”どうなってるんだ(怒)”
MPLABX IDEのユーザーズ・ガイド”Chapter 12. コンフィグレーション設定の要約”にもXC8のコンフィグレーション設定については何も記述が有りません。
”どうなってるんだ(怒々)”
XC8コンパイラのユーザー・ガイドを調べて、漸く以下の文書に辿りつきました。
C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v1.12\docs\chips\18f45k50.html
何とかconfig設定情報を手にしましたが、”MPLABX IDEからアクセス出来ないのは何か変”と思い直し、右上にある検索ウィンドウに”PIC18F45K50”を入力するとあっさり、この情報に辿り着きました
検索すれば直ぐに見つかる
よく見るとC18 Toolchainの情報です。
”XC8の方に一言書いておいて欲しいな~”とぶつくさ文句を垂れながら、ふと思いついてCompiler ToolchainをC18(v3.44)に替えてみると・・・
ビンゴ~!
何のことはない、XC8にしなくてもC18(v3.44)でコンパイルできるのです。あのリリース・ノートのDevice Support.htmの記述は一体何だったのでしょうか?まぁ、そのお陰でMPLABX IDEへの移行が成し遂げられたのですから、良しとしましょう。
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ここまでは前ふりです
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で、肝心の”MPLABX IDEのconfig設定技”ですが、Configuration Bitsを表示(Window==>PIC Memory View==>Configuration Bits)して、設定項目(例えばFOSCとか)ごとに(Option欄に示される)選択肢を一つを選び、(Setting欄に表示される)設定結果を確認します。一通り設定が済んだら、直ぐ下にある『Generate Source Code to Output』ボタンを押すと、指定したconfig設定を実現する、#pragma configのコードが表示されます。
例えばこんな感じ
これをソースにコピペすれば”config設定の出来上がり”と言うわけです。Toolに頼っぱなしになるのも問題ですが、親族SNS管理人はconfig設定情報ファイルを探してうろうろすることはもう無い(PIC18F45K50が多分最後になる)と思います。config設定はこれで決まりだ!
MPLABX IDEの導入から三日経って、新しいウィンドウにも少しずつ慣れてきました。開発をサポートする様々な改善・工夫が盛り込まれているので、最初のハードル(開発環境の変化)さえ飛び越えてしまえば、そのあとは”へー”とか”ふ~ん”とか感心しながら先に進めます。
以前”お試し”で触ったときは、何をどうしたらMPLAB IDE(V8)と同じことが出来るのか判らず、メニューを探し回るのにうんざりして、投げ出してしまいました。そのときと何が変わったのか判りませんが、”違いを受け入れられれば難しくは無い”のだと思います。
親族SNS管理人がMPLABX IDE(とXC8)を導入したのは、PIC18F45K50の試作環境を整備するためでした。サンプル・プロジェクトを立ち上げ、最初にXC8のconfig設定情報を探しました。
しかし、Help==>Help Content==>XC8 Toolchainと辿って、丹念に探しましたが見つかりません!
”どうなってるんだ(怒)”
MPLABX IDEのユーザーズ・ガイド”Chapter 12. コンフィグレーション設定の要約”にもXC8のコンフィグレーション設定については何も記述が有りません。
”どうなってるんだ(怒々)”
XC8コンパイラのユーザー・ガイドを調べて、漸く以下の文書に辿りつきました。
C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v1.12\docs\chips\18f45k50.html
何とかconfig設定情報を手にしましたが、”MPLABX IDEからアクセス出来ないのは何か変”と思い直し、右上にある検索ウィンドウに”PIC18F45K50”を入力するとあっさり、この情報に辿り着きました
検索すれば直ぐに見つかる
よく見るとC18 Toolchainの情報です。
”XC8の方に一言書いておいて欲しいな~”とぶつくさ文句を垂れながら、ふと思いついてCompiler ToolchainをC18(v3.44)に替えてみると・・・
ビンゴ~!
何のことはない、XC8にしなくてもC18(v3.44)でコンパイルできるのです。あのリリース・ノートのDevice Support.htmの記述は一体何だったのでしょうか?まぁ、そのお陰でMPLABX IDEへの移行が成し遂げられたのですから、良しとしましょう。
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ここまでは前ふりです
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で、肝心の”MPLABX IDEのconfig設定技”ですが、Configuration Bitsを表示(Window==>PIC Memory View==>Configuration Bits)して、設定項目(例えばFOSCとか)ごとに(Option欄に示される)選択肢を一つを選び、(Setting欄に表示される)設定結果を確認します。一通り設定が済んだら、直ぐ下にある『Generate Source Code to Output』ボタンを押すと、指定したconfig設定を実現する、#pragma configのコードが表示されます。
例えばこんな感じ
// PIC18F45K50 Configuration Bit Settings #include <p18F45K50.h> // CONFIG1L #pragma config PLLSEL = PLL4X // PLL Selection (4x clock multiplier) #pragma config CFGPLLEN = OFF // PLL Enable Configuration bit (PLL Disabled (firmware controlled)) #pragma config CPUDIV = NOCLKDIV// CPU System Clock Postscaler (CPU uses system clock (no divide)) #pragma config LS48MHZ = SYS48X8// Low Speed USB mode with 48 MHz system clock (System clock at 48 MHz, USB clock divider is set to 8) // CONFIG1H #pragma config FOSC = INTOSCIO // Oscillator Selection (Internal oscillator) #pragma config PCLKEN = ON // Primary Oscillator Shutdown (Primary oscillator enabled) #pragma config FCMEN = OFF // Fail-Safe Clock Monitor (Fail-Safe Clock Monitor disabled) #pragma config IESO = OFF // Internal/External Oscillator Switchover (Oscillator Switchover mode disabled) (この後もずらずら続く)
これをソースにコピペすれば”config設定の出来上がり”と言うわけです。Toolに頼っぱなしになるのも問題ですが、親族SNS管理人はconfig設定情報ファイルを探してうろうろすることはもう無い(PIC18F45K50が多分最後になる)と思います。config設定はこれで決まりだ!
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